バイナリーオプションとは何か?

投資の世界で、株・FXに次いで有名なのが「バイナリーオプション」です。

バイナリーオプションは為替相場に関する金融商品で、同じ為替相場を扱うFXを取り組んでいる方などは、一度は耳にしたことがあると思います。

ところで「バイナリーオプション」について、どのような投資かご存知でしょうか? 何をどう売買する取引なのか、投資初心者でも出来るのかなど。本記事では、バイナリーオプション初心者に向けて、簡単に分かりやすく概要を解説していきます。

バイナリーオプションとは?

バイナリーオプションを簡単に説明すると、相場が「上がるか」「下がるか」を予想して、予想が的中すれば配当が貰える投資のことです。

これだけの説明だとあまりにシンプル過ぎますので、もう少し詳しくご説明します。

バイナリーオプションとは、「特定の時間」に「指定通貨の為替レート」が「指定したレート」より「上がるか下がるか」を予想する取引のことです。

詳細には、為替に関する「バイナリーオプション」という商品を売買する取引になります。

海外では為替以外の商品でもバイナリーオプション取引が可能ですが、日本では為替でのオプション取引が一般的となります。

バイナリーオプションが日本市場に導入されたのが2009年、その後2011年末に日本経済新聞で取り上げたことをキッカケにメジャーな存在となっていきました。

「バイナリーオプション」は二語の単語から形成されています。「バイナリー」「オプション(取引)」です。これらの意味を把握することで、バイナリーオプションの概要がより分かりやすくなるでしょう。

バイナリーとは?

「バイナリー」とは二進法という意味です。二進法はコンビュータの世界ではポピュラーな表記法です。全ての数を0と1を使って表現します。コンピューターはONかOFFかしか判断できないため、この表記法を使って命令を与えています。

わたし達が通常、数を数える際に使っているのは十進法です。十進法以外を使った身近な例では、時計の表示があります。時計では十二進法、六十進法を用います。

上記の通り、本来の意味でのバイナリーとは二進法という意味ですが、バイナリーオプションでのバイナリーは、「二者択一」の意味で使われます。

オプション取引とは?

「オプション取引」とは、先物商品を売買できる「権利」を商品として取り扱うものです。売買が可能な予約チケットのような意味合いになります。

株価指数など有価証券のオプション取引とは、ある対象商品をあらかじめ定められた期間にあらかじめ決められた価格で「購入するか」もしくは「売るか」を選択できる「権利」の売買のことです。

購入の権利は「コール・オプション」と呼ばれます。販売する権利は「プット・オプション」です。オプション取引では、コール・オプション、プット・オプションをそれぞれ売買することができます。オプションを行使すると、あらかじめ決められた価格でそのモノを売買できます。

上述した二語の意味からバイナリーオプションは「二者択一のオプション取引」と捉えることができます。

バイナリーオプションの特徴

それでは、ここから「バイナリーオプションの特徴」についてご説明します。

1. 初心者にも簡単に始められる

バイナリーオプションは、一定期間の相場の値動きを「高くなる(High)か低くなる(Low)」の二択から予想をし、予想が当たれば配当を得られる投資です。

株やFXと比べると、考えるべきことが少なく、海外情勢や経済に詳しくない方でも簡単に始めることができます。

二者択一で勝敗が決まるという意味で見ると、ルーレットの赤黒を想像して頂くとイメージが沸くと思います。赤黒とはルーレットの遊び方の一つで、ディラーがルーレットに転がした球が赤色・黒色のどちら枠に入るかを予想するものです。

バイナリーオプションをルーレットの赤黒のように取り組むこともできますが、それではまるで勝率50%のギャンブルと同じになってしまいます。バイナリーオプションはルールが簡単にゆえにギャンブルと同じような感覚でトレードしてしまう人が後を絶ちません。

バイナリーオプションではいかに勝率を50%より上げていくかが大切になります。そのためには、投資戦略や正しい手法を学ぶのが良いでしょう。

2. 少額からスタートできる

一般的に投資というと、費用として数万から数十万の資金が必要です。

それに対しバイナリーオプションでは1,000円程度の少額から投資が出来ます。数万単位の資金を用意しなくとも、始められるのは大きな魅力ですね。バイナリー初心者の内は、少額から投資を始めてエントリーの方法やチャートの見方などに慣れていきましょう。

ちなみにバイナリーオプションにはデモトレードと呼ばれる、架空のお金を使ってトレードの練習ができるものがあります。デモトレードでは、実際の為替相場のチャートを使って擬似的なトレードをすることが可能です。

3. 相場が動かない時でも、収益チャンスがある

基準のレートより「High」か「Low」を予想するバイナリーオプションでは、レート幅がほんのわずかな相場であっても利益を狙うことができます。株やFXでは、レート幅の差額が利益に直結するので、動きがない相場ではトレードが難しいです。

もちろん十分な値動きがある相場でも利益を狙えます。バイナリーオプションは、レート幅に左右されないため、どんな相場であってもトレードができる投資です。

4. トレードで負けた場合の損失は、チケット購入金額のみ

FXの場合「レバレッジ」というものがあり、これを利用すると投資額よりも大きな額で取引が可能になります。まさにハイリスク・ハイリターンという感じです。

対してバイナリーオプションでは、レバレッジという考えはありません。それはつまり取引に負けて失う金額は、あくまで自分が投資した額だけで済むのです。具体的には、取引で勝った場合は投資額の1.88倍の金額が利益となります。反対に負けた場合は、上述した投資額のみが失う金額となります。

バイナリーオプションはレバレッジが出来ない投資ではありますが、その分危ない橋を渡るようなギャンブル的トレードをせずに済むのです。

まとめ

バイナリーオプションは、投資初心者も始めやすい投資です。少額から取引が可能で「上がる」「下がる」のどちらかを選べば良く、取引にかかる時間もわずかなので、手軽にトレードに取り組めます。

ただし「上がる」「下がる」を勘や気分でなんとなく判断するのでは、勝率50%のギャンブルと同じになってしまいます。せっかくバイナリーオプションに取り組むのなら、ギャンブルでなく堅実な投資としてのバイナリーオプション取引を目指しましょう。